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感想

【感想】まんがタイムきらら展

きらら系を読み始めて〇〇年。そんなまんがタイムきららの展示があるだなんて、行かないわけにはいかない!と思って行ってみたら、一つ一つの展示が感慨深すぎて、記録に残しておきたかったので図録を読み返しながら感想を残す。

入口

展示が始まる前の、入口。各作品の1コマ1コマがコラージュされたゲート部分。「あの作品がある!」「この作品もある!」とこの時点で感慨MAX。

きらら表紙大集合

本誌、MAX、Carat、フォワード、ミラク、各紙のこれまでの表紙がずらり。さすがに全誌はないけれど各紙の創刊号や、代表作のアニメ化発表号など、重要な号は存在。ここもまた時間を取られる・・・。

まんがタイムきらら vol1

すべてはここから始まった。表紙には懐かしい(といっても現役で活躍してる方々ばかり)お名前が沢山。そんな中に見つけた篤見唯子先生(スロウスタート)の名前・・・。スロウスタートじゃなくてトップ集団からのスタートだったんだ。初めて知りました。

まんがタイムきららCarat vol1

きららCarat創刊号の表紙の作品は何?(ひだまり王決定戦 過去問より)
正解は悪魔様へるぷ。作者の岬下部せすな先生は、きらら展には「S線上のテナ」で参加されてます。

きらら本誌2009年1月号

けいおん!アニメ化告知。この時は「なぜ?」って思ったなぁ。製作「京アニ」って聞いて妙に納得した記憶。ハルヒ、らき☆すたと続いてCDの売れ行き好調だったからその路線継続だとは予想ついたけど、まさかあそこまで社会現象になるとは微塵も予想できなかった。

・コミケなどでの小冊子特集
教艦ASTRO表紙の本が!並んでいる!牧先生!

個別作品展示

やっと本編

ビジュアル探偵明智クン

まさかの1作品目。初手からインパクト強すぎでしょ。「女の子のゆるふわな日常を描いたきらら系」を想定してやってきた観客にカウンターパンチ食らわせる構成。さすがです。

三者三葉

いわずと知れたきらら最古参。連載期間が「連載中」になってるのを見て「あっ」となる。もうすぐ連載終了なんですよね。15年以上、お疲れさまでした。

あっちこっち

そういえば連載開始時点では作者名違ってたよなぁ。途中で変わったよなぁ。普通に男も出てくるけどによによできる。これももう12年目・・。

けいおん!

あー放課後ティータイムの5人の新しいエピソードだー。もうそれだけでハッピー。冒頭の唯ちゃんの「輝きたい」発言、絶対サンシャインですよね。新作に梨子ちゃんっぽい子いるもんね。
せっかくだから新作連載してる告知あればよかったなぁと思いました(小並感)

棺担ぎのクロ

星のエピソード。きらら展という舞台をうまく使った話、さすがだ・・。
そして安定のちょっと自虐入ったネタ。「この」星(焚火)を見に来た人もいるんですよ!
図録でも黒枠掲載されてるのはうれしかった。

かみさまのいうとおり!

久しぶりだけどみんな通常営業で安心した(親子の壁をこえたい山伏ちゃんとか)。そして図録で初めて気づいたけど、欄外にまりあが勘違いしてきたネタが山ほど・・。

チェリーブロッサム!

園芸部だと思ったらいつの間にかラブコメになってました。幸せそうで何よりです。

うぃずりず

日本大好きな金髪少女。どっかで聞いたとか言っちゃいけない。こっちは2006年から連載してるんだから。ちょっとブラックなところも含めて大好きだったなぁ。
りずはきららファンタジアの世界に来たらシノの第一ターゲットだろうな。

ふおんコネクト!

A〇と、NT〇と、ツー〇ーの3姉妹。名字の三日科の由来(みかか)を知ったときは膝を打ったなぁ。相変わらずのメカとかカメラの書き込み具合。

箱入りドロップス

まさかのアフターストーリーでの・・・。末永く爆発してください。

スロウスタート

篤見先生、創刊号から掲載されてたんですよね・・。そんな先生が描いたたまちゃんが、現在進行形できららファンタジアで活躍中って、16年かぁ・・。

境界線上のリンボ

もう一度きららに戻ってきてほしい異世界ファンタジー。こういうの好き。

ねこきっさ

まわるめいどさんをねみぎ買いました。ターゲット通り、懐かしく感じさせていただきました。

姉妹の方程式

2003年からの掲載にして、すでに姉妹の中に腐っている子がいたんだなぁ。当時はまだ腐っているという表現あまりなかった気もする。

ドージンワーク

図録の最後のインタビューでコミックギアに触れてて、「あ、この話題触れていいんだ」ってびっくりした人はかなりいるはず。当時大変だったんだなぁ・・。

ゆゆ式

展示を見た瞬間に「あ、ゆゆ式だ」と知覚できる不思議。ほかの作品には感じなかった感覚なんだよなぁ。これが10年続くゆゆ式の魔力か。図録で蒼樹うめ先生が言ってた表現がめっちゃしっくりきた。

奥さまは新妻ちゃん

2017年開始なのでかなり最近の作品だけど、新妻ちゃんのかわいさがとびぬけてて今一番楽しみな作品のひとつ。

ワンダフルデイズ

荒井チェリー先生作品2つ目。さちさんの、壱君に対する辛辣さが健在で嬉しい。壱君を責めてる時のさちさんの目が大好きです。

かなめも

石見先生もコメントしてるけど、連載時からだいぶん雰囲気変わったなぁ。大人組はあまり変わらないけど、かながめっちゃロリっぽくなってる。はるかさんは相変わらずなので安心です。

天然女子高物語

この作品のせいで、中央線の駅名を読むときに一瞬女子高生が頭をよぎるようになりました。(阿佐ヶ谷は先生だけど)

ステラのまほう

イラストの背景に、きららファンタジアでもおなじみのトロッコおじさまが!そして恋詩露咲るるなちゃんのきららファンタジアデビューはいつですか!

ご注文はうさぎですか?

ここの渋滞すごかった。さすがごちうさ。
グッズ販売のところにイラストのアクリルプレートが飾ってあったけど、美しすぎてずっと眺めていられた。いつかの単行本の帯に「すべてがかわいい」とコピーが書かれてたけど、この作品を読んだ感情を表すのに、これ以上ふさわしい言葉はない、超名コピーだと思う。ところで、シャロと千夜のポーズ、「私の年収低すぎ」ポーズですよね。

落花流水

かなめもと同じく、ちょっと雰囲気変わった感があった作品。デフォルメ絵は懐かしい感じまんまでした。

看板娘はさしおさえ

「差し押さえ」ではなく、「早潮小絵」です念のため。マジョラムとかとコラボしてるので連載終了後も結構見た記憶が。あれ、でも妹って生まれてたんだっけ?

きんいろモザイク

きららってる:希望やときめき、輝かしいものを見たときに使う表現。
・・・らしいです。流行るかな?

ぐーぱん

バイオレンスな内容になるはずだった漫画。それには主人公が可愛すぎた。だんだんどころか、バイオレンス要素は最終的に微塵も感じられなくなってしまったよなぁ。

こみっくがーるず

今年の流行語は「あばばばば」で良いと思います!
最後の作家さんサインコーナーに、ちゃんとカオス先生(とMiki先生)のサインがあるの感動した。

R18!

連載当初以上にR18に攻めてきている・・。

イチロー!

ごちうさ以前のきららMAXの表紙常連。カラフルさに懐かしさが。きらきらスタディーの面々とはコラボできそうだったんだけどなぁ。

ひだまりスケッチ

書店の平積みでゆのっちのどアップにびっくりした2005年。それと棺担ぎのクロの表紙に惹かれてきらら本誌とCaratを買い始め、いつのまにかフォワードも含めた全誌買い始めた2006年。アニメと、同時期のひだまりラジオで声優ラジオの沼にはまり始めた2007年・・・間違いなく自分のきららの歴史はひだまりで深められた。ありがとうございます!

まちカドまぞく

最初は争い多めの物騒になりそうな内容だった・・・はず。魔族よりもCaratの魔力の方が強いのか?

アニマエール

絶賛アニメ放映中。これできらら何作目だ?作品だけで言うと30作品目か(図録を見ながら)
こてつかわいい。

アットホーム・ロマンス

姉の言動がおかしいのが発端だけど、弟の言動もかなりおかしいんだよなぁ。親父も濃かったけど。

キルミーベイベー

没キャラが!没キャラがいるぞ!

とらぶるクリック

Vtuberネタ。「はいどーも」「しちゃいまーショウ」は脳内再生余裕。普通にこのネタで1本掲載読みたいなぁ。

GA 芸術科アートデザインクラス

デザイン思考の本がやたらと本屋に並んでいる今こそ、GAが再び脚光を浴びるべき時だと思うのです。
4コマのタイトル「えがいてあそぼう」は、如月お姉さんと素猫が司会のあの番組ですか?

Aチャンネル

Aチャンネルも10年選手なんだなぁ。アニメ化したとき、ユー子が寿美菜子さんだったのははまり役だったと思う。関西弁最高。

異なる次元の管理人さん

Circleさーくるの雰囲気も好きだった。こういう大人数でわちゃわちゃもいいよね。

はるみねーしょん

シュールネタ続けてかれこれ11年。キャラはまだだけど、イベントボスデザインできららファンタジアに参戦済。最初の方はCaratで浮いてる感じだったよね。はるみが浮いてるだけに。

\すげえ/ はいつになったら流行語大賞になってくれるのでしょうか。

バラエティも~にん

あれ?実際1ページ連載のころなかったっけ?ほかの連載だったかな。巻末の鉄壁の安心感だったなぁ。

NEW GAME

5巻まるごと書き下ろしってすごかったよなぁ。巻末のインタビュー見て、めっちゃ練られて、計画的に作られてるのを感じた。うまいわぁ。社会人として見習わないといけない・・・。

すわっぷ⇔すわっぷ

最近の連載だと思ってたのに、もはや4年!!これが一番びっくりした。

HR ほーむ・るーむ

終盤、まさかCaratの連載誌上で、いきなりあのシーンの後から始まるとか、超衝撃的だった。チャレンジする「きらら」の伝統のひとつだったのだろうか・・。

火星ロボ大決戦

イラストと4コマの1本目まで、何の作品かわからなかったけど2本目で連載時以上に下ネタで安心した。(ダイミダラーではない)
でも下ネタだけじゃなく、攻撃側が「やったか?」って言って本当に相手がやられてる展開とか、お約束を裏切ってくるのが最高に面白かったなぁ。

ブレンド・S

苺香と店長もいいけど、夏帆・秋月もいいよね。そしてひでりんと美雨さんもすっごくいいよね。

ラジオでGO

ちょうどひだまりラジオから声ラジにどっぷりハマってた頃なので、大好きな作品だった。ハマる前もアイドルラジオ聞くために長距離受信したり、番組にメール送ったりしてたから、白玉あんみつさんが身近で好きだったなぁ。

おちこぼれフルーツタルト

めっちゃカラフルで情報量多いから、単行本買って読み直して改めて気づくことも多い作品。書き込み多いから1冊で濃くたのしめるんだよなぁ

アクアリウム

あった!展示で絵のタッチを見て一気に思い出した!書き下ろしイラスト、最高です

空の下屋根の中

この後のセカイ魔王もそうだけど、カラーイラストの塗りと情報量が独特で好きだった。カラーなのに情報がシンプルでその分惹きつけられる感じ?うまく言葉にできない。

幸腹グラフィティ

アニメ化されたときのオープニング大好きだった。
製作過程で、食べ物にめっちゃ時間かけてるの見れてよかったー。

桜Trick

優ちゃんの髪飾りでの花占い、やっちゃっていいの?ちぎっちゃっていいんですか?

うらら迷路帖

イラストの書き込みがやばい。これもグッズ売り場にアクリルプレートのサンプル置いてあったけど、ひたすら眺めていられた。

アニメがけもフレと同時期だったから影薄いけど、超いい作品だし、もっと人気出ろって思ってたんだけど、きらら展グッズはうららはかなり早くなくなってたイメージ。実はもうだいぶん人気作品なんだなぁと実感。和風小物入れほしかったなぁ。

ゆるキャン△

アニメ、すごい丁寧に作られてて本当面白かった(もちろん原作も)。身延に巡礼行ったとき地元の人も話題になってるの知って見てて、いい評価してたのを聞いて嬉しかった。見ててめっちゃ現地行きたくなるし、静かな夜過ごしたくなるし、朝日を見に行きたくなる。
大人になったら時間は減るって言われるけど、その分自由に使える時間をめっちゃ濃く使うようになるから、意外と楽しめるもの。

夢喰いメリー

きらファン参戦したとき、勢いで全巻買って読んだら、止まらなくなって徹夜して読んでしまった。
原作読んだ後だと、メリーのとっておきでの「この一撃は重いわよ」のセリフで涙出そうになるから、おすすめ。みんな読むべき

がっこうぐらし!

アニメ1話の衝撃は忘れられない。めぐねぇ関連のエピソードもいいし、そこにEDがかぶさってくるともう涙が・・。
原作の方も、大学編、就職編と続いていて、この先どうなるのかドキドキ。

あんハピ♪

三者三葉と違って、こっちは連載期間2019年1月までって反映されてるんだよね。まぁきらら系の号数は2月先ので出てるから、過去といえば過去なんだけれども・・。

となりの柏木さん

柏木さんがかわいくてかわいくて仕方がなくて原作で悶えていた。きらら系って女の子同士の日常だけじゃなくて、こういう甘酸っぱいのが挟まってるから侮れない。

はるかなレシーブ

まさかのセリフなしでのはるかなペアのサーブシーン。つけてるシュシュはシーちゃんもといあかりがつくったシュシュかな。多分原作6巻(32話)の扉絵と同じなんだけど・・4つ目のシュシュはどこにつけてるんだろう(はるかの髪に2つ、かなたの髪に1つ)

ハナヤマタ

ぱーっとぱーっと晴れやかに、のOPがいまにも聞こえてくる。わ子とラン入りなのがニクい。

S線上のテナ

テナって髪下してたっけ?なんか雰囲気違う、と思って見直してみたら髪下してた。でも横への爆発量が違うからか、なんかシュッとして大人っぽくなっててドキッとした。

岬下部せすな先生は、SO2の4コマで知ってたから、きららに連載してるの知ってその時点で嬉しかったなぁ。
ちなみに、テナ以外にも「悪魔様へるぷ」、「ことゆいジャグリング」、「SP都見参」(きららではないけど)もあるのでぜひ。

きららとアニメ

ひだまりから始まってアニマエールまで、作品だけでも30作品。2期(3期、4期)や劇場版も加えたらそれ以上の数放映されてきたんだよなぁ。1コーナーに、全部並んで放映されてると改めてめっちゃ多いなと。そしてどれも面白いから追ってる方はうれしい悲鳴です。
そしてきらら展用の特別アニメーション。時間は短いけど、アニメ化された各作品へのオマージュをふんだんに取り入れて、未アニメ化の作品もぐりぐり動いて、垂れ流しじゃなくてきらら好きが集まって1シーンごとに解説入れながら流したら多分1時間は語れるんじゃないかと思えるくらい濃い内容。最高だったのでDVD販売してください。

きららファンタジアの世界

稼働当初は不安定でいろいろあったけど、今では安定して、かゆいところに手が届く機能も追加されて、普通にというかものすごく面白くなっているのですよ。ゲーム書き下ろしのシナリオが楽しめて、取りおろしボイスもあって、さらにはアニメ未登場の原作キャラ(うらら迷路帖の二条臣)まで声が付いて動く。さらに作品間のクロスオーバーシナリオもあり(この前追加されたココアとねねっちのクロスはめっちゃ面白かった)。きららファンとしてはもう最高な環境なので皆さんやりましょう。

展示としては、ここでしか見られない、図録にも一部しか収録されてない、キャラ設定資料がめっちゃ面白かった。
原作の先生が原案だから、どのキャラの絵も愛がすごい。特に、「ステラのまほう」のくろば・U先生デザインと、「うらら迷路帖」のはりかも先生デザインのこだわりはすごかった。めっちゃ細かいところまでこだわって作られてるのが分かって、見た後アプリ起動して立ち絵めっちゃ見直してしまった。
・椎名部長の装備のデザイン、ワークフローとデバッグモードのステップイン・ステップアウト。
・ユミーネ様の武器は名称も形状もひどい
・星4紺の武器の取っ手部分は鳥居
・佐久隊長の盾は「十番地」の「十」デザイン

そして最後のおしえてきららファンタジア書き下ろし。ここのランプが、これまできらら展を見て回った自分と完全にシンクロ。
はぁ、尊い、尊すぎます・・・そして垂れ流されたもの(この文章)は無害なはずなのでご安心ください。